最近行ったカフェでとても興味深いお店がありましたので、今回シェアしようかなと思います。
・正直このまま経営が続けられるか不安
・理想のお客さんに選ばれるようになりたい
・集客に悩む毎日から抜け出したい
という方は、最後まで読んでもらえたらなと。
また、この記事ではカフェの事例を使って集客戦略をお伝えしますが。
ラーメン、イタリアン、そばなど他の業態でも応用できる考え方です。
今回話す考え方を参考に、
「あなたのお店だから」
で選ばれるお店へと成長してもらえると嬉しいです!
カフェ経営の実態
カフェの経営って一度は誰もが憧れますよね。
おしゃれなお店を作りたい
自分が作るコーヒーや料理を提供したい
という思いで始める方が多いです。
一方で、短期間で廃業してしまうお店が年々増えているのが現状です。
開業して2年以内に廃業するカフェは半分とも言われているほど。
ではなぜ廃業率が高いのか?
それは
・競合が多い
・客単価が上げにくい
・回転率が悪い
といったところから、売上を伸ばしにくいというのが挙げられます。
その中で、次に紹介するカフェは
コロナウィルス中にお店がオープンしたのにも関わらず、お客さんが増え続けているお店になります。
その集客が絶えないヒミツとは…
カフェ経営の集客ポイント
今回私が紹介したいお店が
栃木県真岡市にあるcoffee LARAMIE(カフェ ララミー)というお店です。
お店の外観はこんな感じ!
お店に伺った時にマスターに色々な話を聞いてみたところ、
コロナウィルス中の2020年にお店をオープンしたのにも関わらず、
お客さんが来なかった日はほとんどないそうです。
この記事を書いているのは2024年の11月になるのですが、年々集客は増えていてお店は好調だそう。
それでは、なぜ安定した集客が実現できているのか?
その答えは
お客さんに選んでもらう理由が明確だから
と言えます。
マスターから話を聞いたり
お店で過ごす中で、
お客さんに選んでもらえる理由は色々あるなと思ったのですが
特にポイントとなるのが
提供できる価値を複数持っていること
かなと。
通常、飲食店は美味しい食べ物や飲み物を提供することが価値だと思われがちです。
もちろんこの考え方は間違っていません。
ただし
お客さんから他のお店とは違うと思ってもらうため
要は差別化をするためには
他のお店にはない価値を提供することが必要不可欠です。
その提供できる価値の数ですが
2つあれば競合と似たようなお店とみなされずに、頭1つ抜け出すことができます。
3つあれば、それはもう独壇場!
お客さんから見たら
「このカフェは他のカフェと何か違うかも!」
と興味を持ってもらいやすくなります。
coffee LARAMIE(カフェ ララミー)さんの話に戻りますね。
私が分析するに
このカフェは提供できる価値を3つ持っているなと感じました。
まず1つ目はカフェとしての価値です。
その中でもウリのメニューがプリンと明確なのも
お客さんに選ばれる理由となっています。
また、元々はプリンをウリとしていたわけではなかったそう。
お客さんからプリンが美味しい!と好評をもらうことが増えたことで、看板メニューとしてウリにしていったとのことでした。
実際に食べてみると、控えめな甘さとビターなカラメルが絶妙でした。
プリンは普通サイズであるものの、密度が高く食べ応えがあったのも良かったですね。
色々お話を聞かせてもらっていたら、
ゼリーをサービスしてくれました!
2つ目の価値と感じたものはレザークラフトです。
マスターが革を使って小物を作ることが趣味だそうで。
お客さんにレザークラフトが趣味であることを話しているうちに、
作ってほしいという声をもらったことが始まりだったそうです。
店内にはレザーでできたブレスレットや小銭入れ、
なんと手作りのバックまでも陳列してあり
それらのレザー品を見ているだけで、楽しい気分にさせてもらいました。
買って頂けるお客さんがどんどん増えていて
マスターは作るのか大変だと
なんとも複雑な嬉しい悲鳴を言っていました。
マスター手作りのレザー品の実物はこんな感じ↓
バックブレスレットや小銭入れなどの小物は可愛らしいものばかり。
お店で売られていても違和感ない程のクオリティーでした!
そして3つ目の価値が占いです。
マスターの奥さんが現役の占い師というのもあり。
予約制でカフェの店舗とは別の
通称、占いの館を構えて行っています。
この写真の右側がカフェで、左側が占いの館。
実は私は過去に、マスターの奥さんに一度占いをやってもらったことがありまして。
この時は家族との人間関係に悩んでいたところ、解決案を提示してくれました。
ここまでの話から、coffee LARAMIE(カフェ ララミー)さんは
プリン✖︎レザー✖︎占い
と、3つの価値がかけ合わさった武器を持っていると言えますね。
少なくとも県内のカフェで
提供している価値が被るようなところはまずないでしょう。
このように提供できるものが複数あると、
競合と比べられることがなくなり
いわゆる
唯一無二の存在
となり
「このお店だから行ってみたい」
と、選ばれる理由を明確に作りだすことができるようになります。
今の時代、
カフェだからおしゃれな雰囲気でコーヒーを提供してさえいればいんだ
という考え方での経営では
正直生き残っていくことは厳しいでしょう。
これは他の業態でも言えますね。
ラーメン屋だからラーメンを提供して入ればいい
牛丼屋だから牛丼があればお客さんは来てくれる
ではなく、
自分たちだからこそ提供できる価値(唯一無二の魅力)は何か?
この視点を持てるかどうかが、この先経営を安定させるための大切なポイントとなるでしょう。
お客さんから選ばれ集客ポイントの見つけ方
ここまでの話の中で、
提供できる価値の重要性を感じてもらうことができたのではないでしょうか?
「うちに提供できる価値なんてあるのかな?」
感じたかもしれません。
なのでここでは、価値の見つけ方
要は集客ポイントの探し方の一例を2つ伝えられたらなと。
1つ目はウリのメニューをもつことです。
「当店は全てのメニューがおすすめです!」
というPRをしていたら要注意!
全部おすすめと言われてもお客さんは困ってしまいます。
お客さんに選ばれる理由作りの第一歩は
オススメできるウリのメニューを絞るところからです。
2つ目は提供できることを深掘りすること。
ポイントは
過去にやっていたこと、
また現在できることで
お客さんに喜んでもらえそうなことはないか
という視点を持つことです。
この価値の深掘りは自分で気がつくことが難しいというのが正直なところ。
そのためお客さんに聞いてみたり、試しに実際にやってみるのもありですね。
今回紹介したcoffee LARAMIE(カフェ ララミー)さんも、
レザーはずっと店主が趣味でやっていたことです。
まさかお客さんに喜んでもらえて商品として提供するとは思っていなかったと言っていました。
それが付加価値として提供できるものだと気がついたのは、
1年くらい前でつい最近のことでした。
自分ができることやスキルを一旦リストアップしてみる。
そしてお客さんとのコミュニーションする中でリストアップしたことを試していきましょう。
この集客ポイントの探し方の2つに共通していることとして、
自分が提供できそうと思ったことを見つけ、
お客さんに聞いたり試してみるということです。
提供できるものは何かあるかと考えることは大切。
しかしそれだけでは自分よがりな提供になってしまい、
本当にお客さんに満足してもらえているのか分かりませんよね。
お客さんに満足してもらわなければ、
集客やリピートに繋がりません。
だからこそ
・どのメニューが満足してもらっているのか
・料理以外で、価値として感じてもらっていることは何なのか
・試した時にお客さんの反応はどうだったか
これらを明確にしていくことで、
お客さんの満足ポイントが分かり
そのポイントがあなたのお店を選ぶ理由だと考えられます。
まとめ
今回の記事では、
実際に私が訪れたカフェを事例に取り上げ、
「このお店だから」で選ばれるための集客アイデアについてお伝えしました。
今の時代、料理の味だけで勝負しようとしたり
価格を下げてお客さんを集めようとすることはおすすめしません。
これからの飲食店で集客を増やすためには
提供できる価値を複数持つこと
が大切!
2つあれば他のお店よりも一歩抜けられますし
3つあれば比べられることもなくなるので、
あなたのお店が唯一無二の存在になります。
提供できる価値が見つからない…
ということでしたら
あなたのお店の価値を見つけさせてください。
ぜひ私にあなたの隠された魅力を掘り起こし、
才能を開花させるお手伝いをさせてもらえたらなと。
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