飲食店集客における失敗事例4選

どうも、りょーたです!

飲食店の集客戦略は、経営を成功させるために欠かせない重要な要素ですよね。

その中で、失敗事例を知ることはその戦略をより効果的にするためにも重要です。


例えば、旬の食材を取り入れた季節限定メニューやSNSを活用したキャンペーンなど、

様々な集客の試みがありますが、その中には思わぬ落とし穴も存在するんですよね。


過剰な宣伝や無計画な販促活動は、かえって顧客の信頼を損なうこともあります。


集客で成功するためには、顧客ニーズを正確に把握し、

効果的なアプローチを考えることが大切!


今回の記事から失敗事例を踏まえつつ、綿密な計画を立て、

顧客とのコミュニケーションを重視する戦略を立てていきましょう^ ^

なぜ9割の飲食店は集客で失敗してしまうのか?

飲食店経営における集客失敗には様々な理由があります。

一つは、顧客のニーズや市場動向を正確に把握できていないことです。

季節ごとの食材の変化や、地域ごとの食文化の違いなどに対応できていないと、集客に失敗する可能性が高まります。

また、集客手法の選択ミスも大きな要因です。

適切なSNSキャンペーンやイベントの企画を行うことができていないと、宣伝効果や集客効果が得られず、失敗となってしまうことがあります

さらに、販促活動や広告の過剰な展開による情報過多も一つの問題です。顧客は無駄な情報に埋もれてしまい、本来のメッセージが伝わらなくなる可能性があります。

これらの理由から、飲食店経営者は集客失敗の原因を深く分析し、適切な対策を講じる必要があります。

失敗事例①:店舗名が分かりにくい 

「Shangri-la営業中です!」

このような看板を見かけたら、あなたは何屋をイメージしますか?


ちなみにShangri-laはシャングリラと読みます。笑

僕だったら

美容室?

マッサージ屋?

夜のお店?

と、1つに絞りきれないですね。。。


最近の飲食店は、このように店舗名を見ただけじゃ何屋か分からないところが増えています。


それどころか、上記で例に取り上げたシャングリラのように、読むことさえ難しい飲食店がホントに多い!

オシャレに見せたいという気持ちが分かるんですけどね。


店舗名はコンセプトや価値観を明確化し、

いかに分かりやすく顧客に伝えるには

という考え方から作っていきましょう。


メニューや店内の雰囲気などとも一貫性が持てるようにできるとなおいいですね!

失敗事例②:集客戦略においてSNSなどの情報発信を活かさない

以前、集客に困っているということで
話を聞いたステーキ屋さんで、

店主さんがこのように言っていました。

「ウチは知る人ぞ知る隠れた名店のような感じにしたくてね。

だからあえてSNSはやらないようにしてるんだよ。」


この話を聞いた時の僕の心境として、

なんてもったいないことをしているんだ!

と叫びたくなりました。笑



何も発信をしなくても自然と口コミが増え、
集客に困っていない飲食店も存在します。


しかし、集客に困っているならなおさら
情報発信によりお店を知ってもらう対策は
必要不可欠です。


例えば、

・InstagramなどのSNS発信

・Googleマップによる口コミ集め

ですね。

これらを行うことで、お店の認知を拡大するのにとても有効です。

ここで気をつけたいこととして、
ただメニューの宣伝をすればいいわけではありませんよ。


集客を増やすSNS発信については、
僕が実際に県内ランキングNo.1にしたうどん屋さんの話の中で
解説しています。

詳しくはこちらから!▼

従来のチラシやポスターを活用した集客も、しっかり戦略を練れば有効です。


しかし、情報発信によるオンライン集客と、
チラシやポスターによるオフライン集客の両方を行うことが理想的!


特に人通りの少ない場所にお店を構える場合は、顧客への認知度向上が課題となることが多いです。

情報発信はたくさんの人にお店を知ってもらうことができますし、
費用もかかりません。


まずは1日1投稿や写真1枚からスタートし、
慣れるところからでも大丈夫!

情報発信によるオンライン集客を進めていきましょう。

失敗事例③:おすすめメニューは全部です!」と言ってしまっていませんか? 

一番のウリのメニューを即答できますか?


ウリのメニューがはっきりとしてないお店は意外と多いんですよね。


もしウリのメニューがない場合は以下の2つの方法で見つけることが可能です。

①新しくメニュー開発する

②既存のメニューから見つける



まず1つ目の新しくメニューを開発するについてですが。

メニュー開発において、誤ったアプローチは大きな失敗につながりかねません。


例えば、ケーキ屋さんで

きゅうりをたっぷり詰め込んだチョコレートケーキ

というものを出したとします。


ちょっと個性的ですね。笑


あまりにも個性的すぎるメニューは一部の顧客にしか受け入れられない可能性があります。

一方で、あまりにも定番の料理ばかりでは、顧客から選ばれる理由がなくなってしまいますね。



メニュー開発においては市場調査や競合店の分析を行い、自分たちのお店の強みを活かしたメニュー開発を心掛けましょう。



次にウリのメニューを見つける2つ目が
既存のメニューから見つけることです。

ここでの注意点は

お店として打ち出したいメニューと、
実際に顧客に満足してもらっているメニューに
相違はないか


ということ。


この点に関しては、ほんとに気をつけてもらいたい!


相違が生じることがかなり多いんですよ。


自分たちの提供するサービスや料理に関してはもちろん自信はありますよね?


自信があることはとても素敵なことです。


その中で顧客の声にも耳を傾けてもらえると新しい発見があります。

・実際に好評なメニューは?

・不満に思っていることは?

・もっとこうしてほしいという要望は?

これらについて

顧客にアンケートをとったり
実際にコミュニケーションをとる中で
リアルな声を知ることが重要です。

「顧客は満足しているはずだ」
と、思ってしまうこともありますよね。


しかし、実際の顧客からのリアルな声を聞かないでいると

不満や要望が十分に把握されないという事態になります。


そして、それがサービス向上やリピート来店の機会を逸する原因となることも。。。


顧客アンケートやコミュニケーションを行うことで、定期的にフィードバックを得られる取り組みを実施していきましょう。


顧客からの率直な意見を受け入れ、それを元に改善点を見つけ出すことで、顧客満足度を向上させることが可能となります。


あなた自身が一度立ち止まり、客観的な視点で顧客の声に耳を傾けてみてください。


そうすることで成長につながる重要なステップとなるでしょう。


ウリのメニューを明確にすることで、
顧客の期待に応えるメニューを提供し、集客を増やすことにつながります。

失敗事例④:ターゲットとコンセプトの設定ミス

顧客のニーズや店舗のコンセプトを十分に把握せずに、ターゲットとなる顧客層を見誤ることは避けたいところです。


ある高級焼肉屋さんの失敗事例を紹介しますね。


お店は閑散とした場所にあるにも関わらず、常連さんで賑わっていました。


その常連さんは比較的年齢層が高めな方が多かったんですね。


その中で、お店が70代の経営者から20代のお孫さんに引き継がれました。


そこから経営方針を大幅に変更したいとのことで。

・ターゲットを20代の若者に変更
→Instagramではラブリーな世界観で発信

・コンセプトは「特別なひとときに」
→カップルの記念日や誕生日など特別な日に来てもらいたい

・高級店の雰囲気を出したいため、店舗スタッフとお客さんの会話は禁止

としてしまったんです。


このように経営方針を変更してからは
集客は減っていきました。


原因はターゲットやコンセプト設定のミスです。


まずはターゲット設定のミス。


お店は閑散とした場所に構えていることに加え、

想定されるターゲットエリアでは
若者よりもお年寄りや家族せたいが多いという印象だったんですね。


その中で若者にターゲットを絞りたいというのは難しい発想だなと思っていたのですが。


Instagramによるラブリーな発信は
いいね数やリール動画の再生数はまあまあ伸びていたんですけど。


全くといっていいほど
新規顧客の集客につながっていなかったんですよね。



また、常連さんまでも減らしてしまう事態となってしまいました。


これまでの常連さんは

「楽しく話しながらおいしいお肉が食べられるのがいいよね!」

と、常連さんとスタッフさんが、わきあいあいと話せる点に魅力を感じていたんですよね。


それにも関わらず、20代のお孫さんに引き継いでからは
会話をNGにしてしまった。


この会話NGという施策は

常連さんにとって、
また来店したいと思ってもらえる価値を取り上げることになったと言えます。



この高級焼肉屋さんの失敗事例のように

立地条件や顧客の声を無視した発想は集客を減らす原因となってしまいます。


ターゲットとコンセプトの設定は、集客戦略の基盤を崩す要因となり得ますので、注意が必要!


顧客層や地域性を考慮し、それらに基づく戦略を立てることで
集客効果を最大化しましょう。

成功事例

ここでは分かりやすいかつ、食欲がそそられたラーメン屋さんの看板と、外装を紹介します!

それが味噌ラーメンあすなろさんです。


看板がこちら。▼


こちらが外装!▼


まず店舗名が分かりやすい!


そしてウリのメニューが味噌ラーメンと明確ですね。


さらに

・一度食べたらやみつき

・秘伝の合わせ味噌

・オリジナル焼き豚

というワードに

僕自身、初めてみた時はよだれが止まらなくなりました。笑




このように

分かりやすさとウリのメニューは明確にしていきたいですね。^ ^

まとめ

今回の記事では、飲食店の集客戦略における失敗事例を紹介していきました。


集客戦略のポイントとしては

・店舗名は分かりやすく

・SNSなどの情報発信により認知拡大を行う

・顧客の声からウリのメニューを明確化する

・ターゲットとコンセプトの設定を見誤らない


ということを意識していくと良いです。



今回紹介した集客の失敗事例を避け、
顧客に選んでもらう理由を明確にする方法を
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